小集団プログラム「agorIQ -アゴリック-」

~ ギフテッド・2eの子ども達の自己実現を目指して ~
2026.09.15
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9月12日 agorIQ第2回活動レポート|「好き」を組み合わせ、活動のアイデアをつくる
9月12日 agorIQ第2回活動レポート|「好き」を組み合わせ、活動のアイデアをつくる

9月12日、ギフテッド・2E向け集団プログラム「agorIQ(アゴリック)」の第2回セッションを実施しました。

第1回では、一人ひとりの「好き」「得意」「やってみたい」をマインドマップにまとめ、グループの共通点として、「新しいものを一からつくったり、知ったりすることが好き」というテーマを見つけました。

今回は、その共通点を出発点に、子どもたち自身がこれから取り組みたい活動のアイデアを考えました。

A or Bゲームで、楽しくスタート

はじめに、緊張をほぐすためのアイスブレイクとして「A or Bゲーム」を行いました。

「犬と猫ならどちらが好き?」「海と山なら?」「見ることと、つくることなら?」など、二つの選択肢から自分の答えを選び、教室内を移動します。

同じ答えを選んだ仲間が分かったり、予想外の違いが見つかったりするなかで、自然と笑顔や会話が生まれました。

前回見つけた「みんなの共通点」を確認

続いて、第1回で完成したマインドマップを画面に映し、前回の活動を振り返りました。

興味の対象は、ゲーム、ものづくり、食べ物、観光、生き物など一人ひとり異なります。しかし、「なぜ好きなのか」まで掘り下げると、新しいものを一からつくることや、まだ知らないことを知ることに楽しさを感じている点が共通していました。

今回は、この共通点を「活動のゴール」として確認したうえで、具体的なアイデアづくりへ進みました。

3種類のカードを組み合わせて考える

活動のアイデアを広げるために、今回は「形態分析法」という発想法を取り入れました。

組み合わせるのは、次の3種類のカードです。

  1. 何について取り組むか
  2. どのような方法で取り組むか
  3. 何をつくる・残すか

例えば、「生き物について」「違いを比べて」「図鑑をつくる」という3枚を組み合わせると、生き物の特徴を比べる図鑑のアイデアが生まれます。1枚だけ別のカードに替えると、同じ題材でもまったく異なる活動になります。

まずは指導者が具体例を示した上で、次に全員で一緒に考えていきました。いきなり一人で取り組むのではなく、見本を見てから一緒に練習することで、活動の進め方を確かめられるようにしています。

iPadを使って、一人ひとりがアイデアを形に

方法を確認した後は、一人ひとりがiPadを使ってカードを選び、活動案をつくりました。

全体で話し合う前に、まず自分で考える時間を設けることで、発言の早さや得意・不得意に左右されず、それぞれの考えを持って参加できます。言葉で説明することが難しいときも、カードを選ぶ、指で示す、画面上で組み合わせるなど、複数の方法で意思を表せます。

用意された選択肢だけでなく、自分で内容を書き加えられる「ワイルドカード」も使いました。当初は一人2枚の予定でしたが、「3枚の方がアイデアを広げやすい」という提案が子どもから出されました。

そこで全員で意見を確認し、話し合った結果、ワイルドカードを3枚に変更しました。活動のルールを一方的に決めるのではなく、理由を伝え、互いの意見を確かめながら決めることも、agorIQが大切にしているソーシャルスキルの学びです。

4つの活動の方向性が見えてきました

一人ひとりのアイデアを共有し、共通点やつながりを整理した結果、次の4つの方向性が見えてきました。

  • ゲーム:新しいゲームを一からつくる、ゲームの攻略本をつくる
  • 自然:自然の中で体験したり、外で遊んだりする
  • 食べ物・料理:料理や食べ比べの発見を、レポートにまとめる
  • 生き物:実在・架空の生き物を調べたり想像したりして、模型や図鑑で表現する

活動の途中では、「ゴールは“新しいものをつくる・知ること”で、ゲームや料理などのテーマは、そのための方法ではないか」という意見も出ました。

自分がやりたいことを伝えるだけでなく、グループで共有したゴールに立ち返りながら考えることで、異なる興味を持つ仲間のアイデアを一つの活動計画へつなげていきました。

次回は、アイデアを実行できる計画へ

今回のセッションでは、カードを使って発想を広げ、ゲーム・自然・食べ物・生き物という4つの方向性に整理するところまで進みました。

次回は、4つの方向性について、「具体的に何をするのか」「どのように進めるのか」「最後に何を残すのか」を話し合います。
場所・時間・予算も踏まえながら、子どもたちのアイデアを実現できる活動へ具体化していきます。
そして、決まった活動を年間スケジュールに落とし込み、3月までの見通しをみんなでつくっていきます。

子どもたちの「好き」から生まれたアイデアが、仲間との対話を通してどのような活動に育っていくのか。今後の展開もぜひ楽しみにしていてください。


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