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9月5日、子どもたちの興味・関心を出発点に、仲間と一緒に考え、形にしていくプログラム「agorIQ(アゴリック)」の9月第1回セッションを実施しました。
今回のテーマは、一人ひとりの「好き」「得意」「やってみたい」を知り、みんなの共通点を見つけることです。
agorIQでは、指導者が用意した答えに沿って活動するのではなく、子どもたち自身が意見を出し合い、これから取り組む活動を考えていきます。不登校や発達特性など、学び方や集団参加にさまざまなニーズがある子どもたちにとっても、自分の考えを安心して表現し、他者の考えに触れられる場を目指しています。
まずは、安心して参加するための約束づくり
セッションの最初に、指導者と子どもたちで、この場所で大切にしたい約束や話し合いのルールを確認しました。
確認したのは、次の5つです。
- 人の嫌がることをしない
- 先生の話をまず聞く
- 時間を守る
- 物を大切に扱う
- みんなで決めたことを守る
また、活動について意見が分かれたときは、まず時間いっぱい話し合うこと、それでも決まらない場合には、みんなの意見や理由を聞いたうえで指導者が公平に判断することも共有しました。
一方的にルールを伝えるのではなく、「みんなが安心して活動するには、何を大切にしたらよいか」を一緒に確かめました。

「好きなこと」を言葉にし、仲間に伝える
続いて、自己紹介シートを使って、「好きなこと」「得意なこと」「これから挑戦してみたいこと」などを書き出しました。
すぐに答えが思い浮かばないときには、これまで頑張ったことや、時間を忘れて取り組めることを手がかりに考えます。その後はペアになり、シートをもとにインタビューを行いました。
マインドマップで、興味を「見える化」
後半は、iPadとGoogleスライドを使い、全員の興味・関心を一つのマインドマップにまとめました。
中心に「興味があること」を置き、そこから、
ジャンル・テーマ → やってみたいこと → それをやりたい理由
の順に枝を伸ばしていきます。参加者ごとに付箋の色を分けることで、「誰がどんなことに興味を持っているか」が一目で分かるようにしました。

子どもたちからは、ものづくり、将棋、キャンプ、奈良や京都の観光、和菓子巡り、漫画、ゲーム、マインクラフトでの街づくり、鉄道、お城など、多彩なアイデアが出ました。
一見すると別々に見える興味も、「なぜ好きなのか」まで考えると、少しずつつながりが見えてきます。
完成したマップから、みんなの共通点を探す
最後に、完成したマインドマップを全員で見ながら、共通していることを考えました。
「ものづくり」と「マインクラフトの街づくり」には、一から新しいものをつくる楽しさがあります。「観光」「鉄道」「お城」「和菓子」には、まだ知らないものを知るおもしろさがあります。
話し合いを重ねるなかで、今回の共通点として見えてきたのは、
- 一から新しいものをつくること
- 知らないものを知ること、新しい体験をすること
でした。
自分の意見を出すだけでなく、仲間の考えを聞き、違う意見のなかからつながりを探すことも、agorIQで大切にしている学びの一つです。
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子どもたちのアイデアを、次の活動へ
今回のセッションでは、全員で共通点を見つけるという目標を達成できました。
次回は、今回見つかった興味や共通点をもとに、郊外学習、実験、ものづくりなどの選択肢も参考にしながら、**「みんなで実際にできそうな活動」**を考えていきます。さらにその先は、子どもたち自身で活動を具体化し、来年3月までの計画につなげていく予定です。
初回の振り返りを踏まえ、今後は具体例や見本をより丁寧に示し、全体で共有する前に一人で考える時間を設けるなど、一人ひとりが参加しやすい進め方も工夫していきます。
子どもたちの「好き」が、仲間との対話によってどのような活動へ育っていくのか。これからの展開を、ぜひ楽しみにしていてください。
agorIQ参加者募集中
agorIQでは、現在残り2枠の参加者を募集しています。
「興味のあることをもっと深めたい」「同年代の仲間と一緒に活動したい」「自分の考えを表現する経験を重ねたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。
※参加受け入れの締め切りは、2026年10月末です。途中参加をご希望の場合は、お早めにご相談ください。