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早期教育ではダメ!ギフテッドの子どもの才能を伸ばす教育方法とは
早期教育ではダメ!ギフテッドの子どもの才能を伸ばす教育方法とは

「ギフテッドの子どもにはどういった教育方法が適しているのか知りたい。」

「早期教育を受けることで子どもがギフテッドに育つのか知りたい。」

今回はそんなあなたの疑問にお答えいたします。

こんにちは。SOLE個別最適学習ラボ編集部です。

私たちは、放課後等デイサービス・児童発達支援で勤務しながら、保護者様が学習の支援方法に迷われているご様子や、お子様の特性に合わせた教育法を探されているご様子を見てきました。

当記事では、ギフテッドの子どもに対する教育方法として、早いうちから何をすべきかをまとめております。最後には、ギフテッドの子どもをサポートする団体やサービスも紹介していますので、ぜひご参考ください。

〇ギフテッドの種類

ギフテッドには、「有能な」「才能のある」という意味があります。

一般的には、特定の分野で非常に高い能力を持っている人を指します。ギフテッドの特性は個人差が大きく、定義することが難しいですが、「英才型」「2E型」の2種類に分類することができます。

・ 英才型のギフテッド

英才型のギフテッドは、特定の分野が突出して得意というものではなく、知能がまんべんなく高いタイプです。

記憶力や理解力、論理的思考力が高く、また、数学、国語、英語だけでなく美術、体育など全ての科目で成績が優秀といった特徴があります。

周りの人からは「天才」であると見られるため、才能を活かすための環境を周囲が整えやすいと言えます。 

・2E型のギフテッド

2E型は、ギフテッドの特性だけではなく発達障害の特性も併せて持つタイプです

2Eは、「twice-exceptional」のことで、「二重に特別な」「二重の特別支援を要する」という意味があります。数学やスポーツなどの特定の分野で突出した才能を見せる一方、国語の読解など別の分野においては、苦手な傾向を示す特徴があります

そのため、ギフテッドと発達障害の両方に対する支援が必要となります。

2E型のギフテッドは、特定の分野で突出した能力を持っていますが、発達障害の特性であるネガティブな印象や苦手な分野が強調される傾向があります。

そのため、本人や周囲がギフテッドとしての才能に気付かないことも珍しくありません。 

・ギフテッドの子どもに対する誤ったイメージ

ギフテッドと聞くと、非常に優秀な子どもというイメージを持つかもしれません。

しかし、一般的に優秀と呼ばれる子どもたちとは大きな違いがあります。

優秀な子どもというと、授業で積極的に手を挙げる姿や、どの教科も成績がいい子、友達が多く、親や先生の言うことをちゃんと聞くといった、何でもできるような子どものことを思い浮かべる人が多いかもしれません。

一方ギフテッドというのは、理解が早すぎて授業が退屈に感じることで「落ちこぼれ」の反対である「浮きこぼれ」となってしまうことがあります。

また、自分の世界に深く集中しすぎて、一般的に求められる社交性が育ちにくく、同級生や先生との関係構築が難しいこともあります。

他にも、2E型は特定の領域で非常に高い知能を持ちつつ、得意でない分野では理解が進みづらいこともあります。

ギフテッドの子どもたちは、優秀な子のイメージとは全く違い、学習の取り組み方も能力の発揮の仕方も異なります。

このことが原因で、周囲から理解されにくく通常のクラスでなじむのが難しい子どもも少なくありません。

〇ギフテッドの子どもが抱えやすい問題

「ほうっておいても頭いいから。」「賢い子で良かった。」と手放しで喜んではいられないのがギフテッドの子どもです。

ギフテッドであるがゆえに、精神面での苦悩や行動面の問題があります。

・得意と不得意の差が激しい

一部の分野で優れた能力を持っているギフテッドの子どもは、その他の分野に対して苦手さを感じたり苦痛を感じたりすることがあります。

また、得意なことと苦手なこととの差が大きいことで、苦手なことを周りに理解してもらえないこともあります。

・過度激動がある

過度激動とは、刺激をほかの人より強く感じて不快感を示すことです。過度激動が強いと、集団から浮いてしまうことがあります。

具体的には、感情の起伏が激しいと気分屋と言われ、知覚が鋭く些細なことで不快になってしまうと神経質と言われるなどです。刺激を避けるために集団から離れると、人付き合いが悪いと非難されることがあります。

・自己受容がしにくい

自己受容とは、自分自身の長所や短所など、自分の全てを理解し受け入れることです。自己受容は、自己評価や自己肯定感の向上に必要不可欠です。

ギフテッドの子どもは、高い知能を持つことで周りの子どもたちと話が合わなかったり、考えを理解してもらえなかったり、完璧主義であることも多いため自己評価が低かったりと、自己受容ができていない場合が多いです。

そのため、ギフテッドの子どもは自己肯定感が低く、反抗的になってしまったり不登校になってしまうケースもよくあります。

〇ギフテッド教育=早期教育ではない

ギフテッドとは生まれつき持つ、突出した能力を表した言葉です。

ギフテッド教育は、そうした能力が伸びていくのを阻害せずに、自由に伸ばしていく教育のことであり、大人が強引に方向を定めるような教育ではありません。

ところが日本ではギフテッド教育が早期教育と取り違えられることがあります。

・早期教育とは

早期教育とは、未就学児を対象に行う教育方法のひとつです。

子どもの脳がまだ柔軟な段階で知的好奇心を引き出し、吸収力や適応力が高い幼少期に教育を始めることによって脳の活動を刺激し、優れた人物を育てるという目的で行われる教育のことです。

具体的には、子どもが胎児期から乳児期の頃に国語・外国語の音声、良い音楽を聞かせることや、小学校に就学する前の幼児に対して文字の読み書きや計算、外国語等の教育を施すことなどがあり、知識や技術の習得を主な目的としています。

・ギフテッド教育とは

ギフテッド教育とは、ギフテッドと呼ばれる子どもたちを対象に、それぞれの能力やペースに合わせて行われる教育を指します。

日本の多くの公立学校で行われているような通常の授業とは異なり、一人ひとりの学習ペースを見ながら学習内容や教材を変えていきます。

「正解を求める学び」や「評価を得る学び」でなく、子ども自身が興味を持ったことを自由に掘り下げる学びであることが大前提です。

ギフテッド教育の目的は、子どもたちの成長を促進し、才能を最大限に発揮させることです。

・早期教育との違い

ギフテッドは、常に新しい知識を求めており、興味のあることを自分の好きな方法で学ぶ傾向があります。

それが結果的に学年より先のレベルに到達することが多いので、早期教育で早くから多くをマスターしている子どもと似ているところがあるかもしれません。

しかし、上記の通り、早期教育とギフテッド教育では対象や目的が違います。

早期教育を行うことで子どもがギフテッドになるのではないかと考える人もいますが、そんなことはありません。

ギフテッドは生まれつきの特性であり、早期教育によって得られるものではありません。

〇早期からギフテッドの子どもにしておきたいこと

ギフテッドの才能を開花させ、伸ばすためには周囲の関わり方が重要となります。

具体的には、得意なことを積極的に伸ばし、苦手なことは人並みにする関わり方です。

2E型のギフテッドの場合は、コミュニケーションが苦手であるがゆえに生活に大きな支障をきたすこともあります。

これをそのまま放っておけば、せっかくの才能が開花しないどころか、最悪の場合不登校やうつといったことにつながる可能性もあるので、早期から対応していくことが大切です。

・得意と不得意を理解させる

まずは得意・不得意を理解させることから始めましょう。

様々な物事に触れる機会をつくり、何に興味があるのか、得意なのかを見つけてあげることが大切です。

子どもの好奇心を刺激するために、色々な場所へ行ったり、芸術などに触れさせてください。近くにそのような場所が少ない場合は、インターネットや本を使って、いろいろな情報を提供するといった工夫も必要です。

不得意分野も生まれつきの特性であり、特性そのものを解消することはできません。本人の努力だけを求めるのでは無く、周りにできるサポートを考えていくことも大切です。

・安心できる居場所をつくる

ギフテッドの子どもは、友だちと話が合わないことで対人関係に苦痛を感じてしまうことや否定されてしまうことがあります。

学校では周囲からの理解が得られず、ストレスを感じながら学校生活を送っている可能性もあります。

親として子どもの特性を十分に理解し、その興味や好奇心にとことん付き合ってあげましょう。すると、子どもは家庭は自分が安心できる場所だと感じ、得意なことや好きなことがのびのびと出来るようになります。

・専門家による支援を受ける

多くの教育現場や塾では、ギフテッドの子どもの個性や特性に合わせた教育プログラムが不十分であることが多いです。

また、ギフテッドに対する理解が不足している先生やクラスメイト、友人からの偏見や差別的な態度を受けることもあるため、自己肯定感や学習意欲が低下することがあります。

こうした問題は、ギフテッドの子どもの特性を理解している専門の指導者が、協力しながら積極的にアプローチをしていくことも必要となります。

〇ギフテッドの子どもをサポートする団体やサービス

最後に、ギフテッドとよばれる子どもたちをサポートする取り組みを行う団体やサービスを紹介します。

・個別最適学習プログラム「SOLE」

【SOLEの特徴】

SOLEはエビデンスと実績に基づく、最先端の個別最適学習(オーダーメイド)プログラムです。志望校合格率100%を誇る、大阪府にある学習支援テトラcocoの教育プログラムから誕生しました。

子どもの特性やなぜ困っているのかの原因を、知能検査を通して分析し、一人ひとりの得意と苦手を把握するため、信頼性と安全性が保証されています。 

保護者様からのニーズの聞き取り、児童生徒の学習の様子がわかるノートやテスト結果から必要な検査を案内し、「苦手を得意で補う」具体的な学習方法を提案しています。 

◇基本情報

会社情報:一般社団法人テトラcoco

住所:【本部】

〒530-0041  大阪市北区天神橋5丁目7-12 キングスコート4階

【SOLE事業所】

〒540-0012  大阪市中央区谷町2丁目5-4  TGCエフベースラドルフビル908号

電話番号:06-6766-4516

対象:発達に凹凸があり、学習法に悩む小学校中学年~高校生推奨

詳しいHPはこちら:https://sole.education/

・NPO法人 TEAM GIFTED

【TEAM GIFTEDの特徴】

TEAM GIFTED (チーム・ギフテッド) は、ASD(自閉症、アスペルガー症候群)・ADHD(注意欠如・多動性障害)・LD(学習障害=読字・書字・算数障害等)その他の理由により、本来のポテンシャルを発揮できず生きづらさを感じている子どもたちのためのスクールです。

子どもたちに対する学習支援を行い、留学・進学・自立というそれぞれの目標に向かうための支援を行うとともに、自らの能力に自信を抱き、才能を開花させるため、個々人にあわせたカリキュラムを提供しています。

◇基本情報

組織情報:NPO法人 TEAM GIFTED

住所:〒810-0023

福岡県福岡市中央区警固2丁目17番10号 スパッヂョけやき通りビル3F・4F・5F

電話番号:092-725-2990

対象:知的な遅れがないにも関わらず、ASD(自閉症、アスペルガー症候群)、ADHD、識字・書字障害などが原因で、学校教育についていけない生徒。頭が良すぎて周囲と馴染めない生徒など。年齢層は原則として小学校〜中学校程度。

詳しいHPはこちら:https://gifted.or.jp/

・LEARN

【LEANの特徴】

LEARNは現在の学校教育と違った学びを提供するプログラム。

そのスタイルは、「目的なし」「教科書なし」「時間割なし」「協働なし」。

意欲的で突き抜けた才能を有する子どものプログラムから、今は勉強嫌いだったり無気力だったりする子どものプログラムまで様々なアクティビティプログラムと、成績不問・障害不問のスカラーシッププログラム(LEARN ONE)を展開していきます。

LEARNで生み出すプログラムは、固定的ではなく常に変化していきます。

運営は東京大学先端科学技術研究センター「個別最適な学び研究」寄付研究部門が行なっています。

◇基本情報

組織情報:東京大学 先端科学技術研究センター

住所:〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1 14号館208号室

電話番号:03-5452-5064

対象:プログラム毎への申し込みが必要。主に中学生以上が対象。一部小学生でも参加可。

詳しいHPはこちら:https://learn-project.com/

〇まとめ

ギフテッドの子どもは、学問や芸術などのさまざまな分野で非常に優れた才能を持っています。そのため、一般的な教育環境では退屈さやストレスを感じることがあります。

こうした状況が続けば、学習意欲の低下や不登校に繋がる恐れがあるため、ギフテッドの子どもには早期から才能を伸ばせる環境の構築が必要となります。

私たち「SOLE」は発達に凸凹のあるお子さまの特性に最もマッチした学習法の提案を行っています。専門的な分析結果をもとに、そのお子様にとって最も成長しやすい方法で寄り添います。

ご相談・お悩み等あれば、まずはぜひ「SOLE」までお問い合わせください。