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日本にあるギフテッド専門のスクール4選 | お子様の能力を開花させるスクール比較
日本にあるギフテッド専門のスクール4選 | お子様の能力を開花させるスクール比較

「日本にあるギフテッドの子ども向けのスクールが知りたい」

「自分の子どもに適した学習支援が受けたい」

そんな方々にお伝えしたい、日本にあるギフテッドのお子様向けのスクールを全国からご紹介します。

はじめまして。SOLE個別最適学習ラボ編集部です。

私たちは、放課後等デイサービス・児童発達支援で勤務しながら、保護者様が学習支援に迷われているご様子やお子様の特性に合わせた教育法を探されている様子を近くで見てきました。

この記事では、特別支援教育の観点から、お子様の才能を引き出せるようなスクールとそれぞれの特徴を挙げていきます。

お子様が自分らしく生きていくためのお手伝いができればと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

〇ギフテッド教育とは

ギフテッド教育とは、生まれつき特別な才能を持っている子どもたちを対象にして行う、それぞれの学習能力やペースに合わせた教育プログラムのことです。

ギフテッドの才能を見いだし、その能力を最大限にひきだすためにはギフテッド教育が重要です。 

自由で多様な生き方をえらべる近年、さまざまな国でギフテッド教育がすすめられています。

・ギフテッドとは

ギフテッドとは、生まれつきとびぬけて高い知的能力や芸術的な才能を持っている人たちのことをいいます。

日本ではまだ明確な定義が定められていません。

 「ギフテッド」の由来は英語の「gifted」であり、直訳すれば「有能で」「恵まれて」という意味です。

ギフテッドの中には、2E(Twice-Exceptional)と呼ばれる、ギフテッドであり、自閉症スペクトラムやADHD(注意欠如・多動症)、LD(学習障害)などの発達障害をあわせ持つ子どももいるといわれています。

天才とも言われるギフテッドですが、同世代との違いが大きく、周囲になじめないことがあります。 

通常の学校教育に物足りなさや違和感を感じる場合もあり、本人の気持ちに寄りそった形で能力を伸ばすための支援が必要です。

・ギフテッド教育とはどのようなもの?

ギフテッド教育は、ギフテッドに対応する学習計画です。

 

英語圏ではよくGATE (Gifted and Talented Education) や TAG (Talented and Gifted) という略称が用いられます。

クラスより難しい内容、中身をくわしく掘り下げた内容、課外学習的な内容など国によって内容は様々です。

ギフテッドの特性を持つ子どもたちは、得意なことと苦手なことの差がはっきりしています。

ある分野の理解が遅い子どもに支援が不可欠なように、ある分野の理解が早い子どもにも、同様に支援が不可欠です。

例えば、日常生活に生きづらさを感じ、学校生活で孤独を抱えることがあります。

自分の興味に熱中するあまり、人とのコミュニケーションが難しくなってしまう場合もあります。

そのため、子どもたちそれぞれの特性に応じて、学習内容や学習スピードを工夫していく「ギフテッド教育」が始まりました。

ギフテッド教育は、「答えを追い求める学び」や「評価を得る学び」でなく、子ども自身が興味をもったことを自由に掘り下げる学びを目標としています。

・ギフテッド教育の特徴

ギフテッド教育の特徴は、「子どもたちそれぞれの学習能力や優れた才能に合わせたカリキュラムを進め、その子に合った支援をしていくこと」です。

精神面や社会面などの支援をふくめた特別なプログラムを受けることで、それぞれの才能や高い能力を伸ばせます。 

日本の多くの公立学校で行われているような横並びの一斉授業とはちがって、一人ひとりの学習ペースを見ながら学習内容や教材を選んですすめます。 

また、ギフテッド教育ではディベートやプレゼンテーションなどのアウトプットする力にも重点をおいています。

発表や討論などの活動を通して、話す・まとめる力を伸ばすとともに、創造性や表現力、積極性も養おうとしています。

どうしても障害に焦点が当てられてしまう子どもたちの、才能の部分を伸ばすことが目的ともいわれています。 

一方で、日本での知名度はまだ諸外国にはおよばず、理解や支援を得づらいといった現実があります。

〇アメリカにおけるギフテッド教育について

アメリカは1800年代からギフテッド教育に取り組む「ギフテッド教育先進国」といわれ、年に2回全国の小中学生が受ける「MAPテスト」というテストがあります。 

そこでよい成績を収めるとギフテッドとして認定されます。

認定された子どもたちは、ギフテッド教育を受けることになるのですが、実施方法は地域や学校で異なります。

アメリカの事例を参考に、ヨーロッパやアジアでもギフテッド教育を取り入れる国が増えてきています。

いまもアメリカ全土でさまざまな教育プログラムが行われていますが、代表的な実施内容を下記に紹介します。

・プルアウト方式

普段は通常クラスで過ごし、決められた時間をギフテッドの子どもたちが集まる学級で学びます。

ギフテッドの子どもたちが集まる学級では複雑でむずかしい課題に取り組んだり、一人ひとりの興味に合う授業を受けたりとレベルに合った学習ができます。 

地域によって異なりますが、大きな都市ではギフテッドの子どもたちだけを集めた学校もあります。 

知能レベルが近い子ども同士のコミュニケーションの場になることも特徴です。

日本では特別な支援を要する子どもたちを対象とした「通級指導教室」の制度がありますが、それに似た形です。

・エンリッチメント方式

ギフテッドの子どもも一日中通常クラスの子どもたちと過ごしますが、個別に難易度の高い課題を出されたり、絵画コンクール、数学オリンピックなど各種コンテストへの参加を促されたりします。

子ども一人ひとりの才能を伸ばす機会や能力を発揮できる機会が与えられます。

また、子どもの数や教職員の数が少ない、予算が少ないといった学校でも柔軟に対応できることも特徴です。

・アクセルレイト方式

子どもの能力に合わせて、就学年齢に達していなくても学校に入学できたり、上の学年・学校に進めたりします。

いわゆる「飛び級」「飛び入学」のことです。 

同学年と一緒に学習するよりも上の学年と学習した方がいいと判断された場合や優れた能力を認められた場合に使われることがあります。

年齢ではなく、子どもの能力に合わせて、そのまま上級生と一緒に進学していく方法と、本来の学年に在籍したまま特定の単位のみ上の学年のクラスに参加し先取りする方法があります。

・  ・  ・

ほかにも、自宅学習を中心にしたホームスクール方式や、夏休みに集中的に学習するサマースクール方式など多様な教育方法があります。

〇日本におけるギフテッド教育について

日本はギフテッド教育にこれまであまりなじみがなく、特別な能力がある子どもたちは学校では「扱いにくい子ども」とされてきました。 

しかし近年、ギフテッドの子どもを持つ親を中心に、子どもに適した学びの場を求める声が大きくなり、才能を伸ばすためにさまざまな取り組みが行われはじめています。

・日本のギフテッド教育の事例

日本の公教育においては、子どもたち全員が同じ教育を受けて、同じゴールを目指すような考えがベースにあるので、今までギフテッド教育はほとんど取り入れられていませんでした。 

しかし、2017年に渋谷区が公教育で初めてギフテッド教育をスタートさせて以来、諸外国のような、子ども一人ひとりに応じたプログラムをオリジナルで組み立てる教育機関や団体が現れています。

上記、渋谷区の事例では「渋谷区ラーニング・リソースセンター」を設立。

体験型授業や、読み書きが苦手な子どものためにICTを使う授業などを実施しました。 

「特別な才能が認められるが、学級不適応等が見られる小学4年生から中学3年生までの子どもたち」をプログラムの対象としており、特別な才能があることに加え、不登校などの困りごとを抱えていることが条件となっています。

ギフテッドのための取り組みをしている私立学校もあります。 

翔和学園」(東京都)では、ギフテッドの中でも発達障害の特性をあわせ持つ2E型ギフテッドを対象とした「ギフテッド2Eクラス」を2015年から設置しています。

苦手なことの支援に加えて、学年や学科を横断したカリキュラム、興味を広げていくプロジェクトなどの取り組みも行っています。 

「人間の生きていく気力」を育て、安定的・継続的な社会参加を実現すること、をモットーに新しい特別支援教育を推進しています。

ギフテッドを支援する団体の1つとして、ソフトバンクグループの代表取締役である孫正義さんが作った「孫正義育英財団」があります。 

こちらは審査で能力が認められると経済的な支援を受けられます。 

とびぬけた才能を持つ若者に学びの環境を提供し、未来に貢献する人材を育てるため、進学や留学の費用などを支援しています。

〇日本にあるギフテッド専門スクール4選

2023年度から文部科学省は、「特定分野に特異な才能のある子どもへの支援を実施する」と述べています。 

まだ発展段階にある日本のギフテッド教育ですが、ギフテッドの子どもを育てる親が相談できる機関の充実、教育機関以外との連携など今後の整備が期待されています。

そのような中、ギフテッド特性があり、学校になじみづらいと感じている小・中学生やその保護者に向けた居場所づくりをすすめようと、学校などの教育機関・ギフテッドを支援する団体以外にも、個別塾やスクールという形で、個々に特色あふれる取り組みが行われはじめています。 

ギフテッドと一括りにしてもそれぞれの個性があって、一人ひとりに適した教育を受けられることが何よりも大切です。 

子どもの能力を開花させるため、ぴったりのスクールを探したいというのが親心。

・  ・  ・

さて、長らくお待たせしました。本題です。

ここでは日本にあるギフテッド専門スクールを4つ選んで紹介し、それらの特徴も合わせてお伝えしていきます。

・個別最適学習プログラム「SOLE」

~おすすめポイント~

①1人ひとりに合った学び方の提案

②検査データに基づいて得意と苦手がわかる

③お子様にマッチした進路選択

SOLEはエビデンスと実績に基づく、最先端の個別最適学習(オーダーメイド)プログラムです。

志望校合格率100%を誇る、大阪府にある学習支援テトラcocoの教育プログラムから誕生しました。

子どもの特性やなぜ困っているのかの原因を、知能検査を通して分析し、一人ひとりの得意と苦手を把握するため、信頼性と安全性が保証されています。 

保護者様からのニーズの聞き取り、児童生徒の学習の様子がわかるノートやテスト結果から必要な検査を案内し、「苦手を得意で補う」具体的な学習方法を提案しています。 

申し込みから1か月で指導開始可能です。 

「全ての子どもが自分らしく生きていける社会を実現する」ことを目標に、「生き方を含めた個別最適な学び」を届けています。

◇基本情報

会社情報:一般社団法人テトラcoco

住所:【本部】

   〒530-0041  大阪市北区天神橋5丁目7-12 キングスコート4階

   【SOLE事業所】

   〒540-0012  大阪市中央区谷町2丁目5-4  TGCエフベースラドルフビル908号

電話番号:06-6766-4516

対象児:発達に凹凸があり、学習法に悩む小学校中学年~高校生推奨

料金:教育提案 22000円~

詳しいHPはこちら:https://sole.education/

・ギフテッド・2e | 社会性を学び、生きる力を身につける

~おすすめポイント~

①学年の枠組みを外した横断的なカリキュラム

②興味関心を深めるプロジェクトタイム

③2Eに苦しむお子様へ特化したアプローチ

上記でも紹介した翔和学園内のギフテッド2E教育の内容です。

発達障害と高IQという「二重に特殊な(2E:twice-exceptional)」の特性に注目し、理解力が高くても、日常生活に困難さを抱える子どもたちへのアプローチを行っています。

個別学習やICTの活用ができる学習活動タイムというプログラムのほか、身体運動や興味のあることができるプロジェクトタイムなどのプログラムがあります。

面談の上、診断名にかかわらず特異な学習困難をかかえている方に、教育ニーズに基づいてプログラムを考えていきます。

◇基本情報

会社情報:NPO法人 翔和学園

住所:東京都中野区中央1-38-1 アクロスシティ中野坂上ビル2F

   【長野翔和学園】※大学部のみ

   長野県長野市伊勢宮1丁目22−5 Mシティビル 1F

電話番号:03-5338-0338

対象児:小学部~大学部まであり

    発達障害やそれに似た困難を抱えている方

    人間関係やコミュニケーションに不安のある方

料金:授業料 1,188,000円(税込)/年

詳しいHPはこちら:https://showa-gakuen.net/gifted

・ギフテッドプロジェクト「sprinG(スプリング)」

~おすすめポイント~

①オンラインでお子様同士の居場所作り

②保護者様の情報共有の場の提供

③学校や団体へ向けた勉強会や研修会の開催

ギフテッドプロジェクト「sprinG」は、NPO法人ROJEによる、2022年度始動のプロジェクトです。 

ギフテッド特性があり学校になじみづらいと感じている小・中学生やその保護者に向けた居場所づくりに取り組んでいます。

精神科医・特別支援教育を専門とする大学講師などの専門職と、教育に志のある当団体の大学生が中心となって運営しています。 

オンライン上でギフテッドの子どもたち同士が繋がる機会を設けたり、大学生のメンターによる個別支援を設けたりしています。

定期的に親の会を開催するなど実践知の共有にも取り組んでいます。 

「教育で未来をつくる」ことを理念に、イベントや勉強会も開催しています。

◇基本情報

会社情報:NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)

住所:【東京】

   〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-8-20 光輪ビル402

   【京都】

   〒604-0874 京都府京都市中京区竹屋町通烏丸東入清水町381 Kスタジオビル3階

   【福島】

   〒979-2124 福島県南相馬市小高区本町1-87

問い合わせ先: gifted.info@roje.or.jp

対象児:学校に馴染みづらさを感じ、何らかのお困りごとを抱えている中学生までのお子様

料金:寄付を募る、イベントによっては参加費(1000円程度)がかかる

詳しいHPはこちら:https://kyouikusaikou.jp/gifted/

・ギフテッドスクール | 発達障害児向けの才能・能力発掘スクール

~おすすめポイント~

①1グループ4人での授業形態

②子ども自身が脳の働きについて知る機会がある

③シンプルで快適な学習空間

熊本県熊本市にある株式会社ギフテッドスクールは「能力を見つけ、伸ばす」をモットーにしたスクールです。 

主に小学生を対象に、個々の能力と可能性を最大限に引き出すための支援を行っています。 

それぞれの個性や能力に合わせたカリキュラムを作成し、子どもたちの成長に合わせた環境整備、保護者様との密なコミュニケーションなど、支援体制の強化につとめています。

「人より劣っているのではなく人より優れているところを発掘する事を目的としたスクール」と記述のあるとおり、子どもの特化しているところを見つけ、本来の力を発揮させ伸ばすことに力を入れています。

◇基本情報

会社情報:株式会社ギフテッドスクール

住所:〒860-0843 熊本市中央区草葉町2-6 KAMINOURA SAMURAIビル403

電話番号:096-354-1669

対象児:発達障がいなどで悩む、主に小学生

料金:週1回 11000円/月 週2回 16500円/月

詳しいHPはこちら:https://gifted-school.jp/

〇まとめ

今回は「日本にあるギフテッド専門のスクール」について紹介しました。

「勉強はできるけど、一つのことに熱中したらやめられない人」 

「何か秀でているだけで、人づきあいがわからない人」

 

…まだまだギフテッドに対しての正しい認知は進んでいないのが現状です。 

しかし、文部科学省が特異な才能がある子どもへの支援に乗り出したように、困っている子どもたちに対して個別に支援を行い、一人ひとりが持つ才能を開花させるプログラムに取り組む教育機関や団体・スクールが増えてきました。 

それぞれ個別の特色ある取り組みをしているので、ホームページや資料などでどこに力を入れているのかをチェックし、目の前のお子様の困り感と照らし合わせてみるのはどうでしょうか。 

最後に、私たち「SOLE」は発達に凸凹のあるお子様の特性に最もマッチした学習法の提案を行っています。 

もし、「つまずきの原因が知りたい」「わからないことがわからない」というようなご相談・お悩み等あれば、まずはぜひ「SOLE」までお問い合わせを。