小集団プログラム「agorIQ -アゴリック-」

~ ギフテッド・2eの子ども達の自己実現を目指して ~
2026.11.02
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10月31日 agorIQ活動レポート|おにぎりを作って、比べて、考える
10月31日 agorIQ活動レポート|おにぎりを作って、比べて、考える

10月31日、ギフテッド・2Eのお子さまを対象とした集団プログラム「agorIQ(アゴリック)」で、おにぎり作りと食べ比べを行いました。

前回の活動で考えた実験計画を、いよいよ実際に試す日です。具材の組み合わせや比率を変えると、どのような違いが生まれるのでしょうか。子どもたちは、おにぎりを作り、味わい、感じたことを記録しながら、食の探究を進めました。

はじめに、今月のめあてを確認

活動のはじめに、11月に向けた今月のめあてを確認しました。一人ひとりが自分の目標を意識すること、みんなが気持ちよく発言できるようにすること、実験の結果とその理由を考えること。この三つを大切にしながら、活動に取り組みます。

これまでの話し合いでは、手を挙げ、順番に自分の意見を伝える経験を重ねてきました。次は、話す人の気持ちにも目を向け、互いに安心して話せる場をつくっていきたいと考えています。

そのための工夫の一つが、友だちの話を受け止めるリアクションカードです。「なるほど」「いいね」など、自分の気持ちに合う反応を、言葉やカードで伝えます。無理に賛成するのではなく、相手の話を最後まで聞き、それぞれの方法で受け止めることを大切にしています。

今月の目標を確認する様子。

自分たちで考えた計画を、実験へ

10月17日の活動では、おにぎりやお餅の材料をどのような比率で組み合わせるか、何を加えて比べるかを話し合いました。

その際には、いつもよく見る組み合わせだけでなく、「試したことのない組み合わせも面白いのでは」といった視点も出ていました。自分たちで立てた計画を、今度は実際に作って確かめます。

今回のおにぎりは、ツナマヨと昆布ごまの2種類。材料の比率を変え、さらにツナマヨにはコーン、昆布ごまには砂糖を加える場合と加えない場合を用意し、それぞれの違いを比べる計画です。

何を手がかりに比べる?

食べ比べでは、ただ「おいしい」「おいしくない」で終わるのではなく、どんなところに注目すると違いを表せるかも大切です。

今回の話し合いでは、味を比べるためのものさしについて意見を出しました。たとえば、甘さの違いを表すとき、「甘い」の反対側をどのような言葉にするかを考えます。「甘い」と「甘さ控えめ」という表現について、なぜその言葉が合うのか、質問を受けて理由を説明する姿もありました。

同じ食べ物でも、どこに注目するかによって見え方は変わります。比べる基準そのものを考え、理由を伝え合うことが、実験をより深める一歩になります。

おにぎりを作って、味わって、記録する

調理では、材料の組み合わせや量を確認しながら、おにぎりを作りました。前回考えた「比率」や「加えるもの」を、実際の料理の中で試していきます。

昆布おにぎりを作る様子。昆布とごまの比率は変えつつ、ご飯や具材の量は同じになるようにしています。
完成したツナマヨのおにぎりを、食べ比べ用に分けました。
作ったおにぎりを食べ比べている様子。

完成したおにぎりを食べ比べる場面では、感じたことをメモに残しました。中には、顔文字も使いながら自分の感じたことを記録する姿も。活動後の振り返りに「楽しかった」と書いた子どももいました。

食べ比べで感じたことをメモに記録します。

自分で作ったものを味わい、気づいたことを自分なりに表現する。そんな一つひとつの経験が、次に「なぜそう感じたのだろう」と考えるための手がかりになります。

「おいしい」の理由を、これからも探る

今回の活動には、料理を楽しむことに加えて、さまざまな学びがありました。

  • 自分たちの立てた計画を、実際に試してみる
  • 材料の比率や組み合わせの違いに目を向ける
  • 味を比べるための言葉を選び、理由を考える
  • 感じたことを自分なりの方法で記録する
  • 相手の意見に反応したり、困ったときに助けを求めたりする

食べ比べの記録は、「どんな違いがあったのか」「なぜそう感じたのか」を考えるための出発点です。今後も、子どもたちの発見や疑問を大切にしながら、食のおもしろさを探っていきます。

agorIQ参加者募集

agorIQでは、来年度(2027年4月から)の参加者を募集しています。

「興味のあることをもっと深めたい」「同年代の仲間と一緒に探究したい」「自分の考えを表現し、話し合う経験を重ねたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。

agorIQについて

agorIQは、ギフテッド・2Eのお子さまの「自己実現」を目指す集団プログラムです。

「メタ認知」「深い思考」「ソーシャルスキル」の三つを柱に、探究活動や課外活動、ディレクターとの1on1を通して、子どもたちが自分らしく生きる力を育みます。